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チップソーの正しい研磨、加工および手入れ 丸鋸のノウハウ

プロフェッショナルな取扱いと手入れは、超硬丸鋸または高速度鋼丸鋸を効率的かつ生産的に使用するための鍵となります。正しい研磨技術と機械を使えば、心配ご無用です。

スクイ面の研磨は通常ストレートに行われますが、斜めに行われる場合もあります。

スクイ面加工には R スクイ面研磨も含まれます。これには、ピン上の研磨砥石を高速で使用します。しかしながらこの方法は、すべての鋸に用いることができるわけではありません。外周研磨でスクイ面を加工するには、適当な大きさのチップスペースが必要です。研磨ピンを台金厚のに中央に精確に配置するよう、特に注意が必要です。

スクイ面と逃げ面の加工に最適な研磨機で、完璧な結果を目指して下さい。

逃げ面の加工はスクイ面の研磨よりずっと多様です。超硬チップソーの用途に応じて、形状はストレートなものからほとんど円状のものまであります。逃げ面は正面研磨または外周研磨によって加工されます。

正面研磨法を用いると加工時間を大幅に節約することができます。この方法では、研磨砥石を特定の角度で回転させるだけで種々の歯形(台形、屋根形など)を作製することができます。

どのような歯形であろうと、適切な研磨機はあらゆる要望にお応えします。

切刃が加工対象に食い込んでしまうのを避けるために、鋸歯の側面は切削および送り方向に向かって細くなるように研磨します。歯側面の精度は表面加工品質に大きな影響を及ぼします。研磨は、丸鋸の製造時に正面研磨法あるいは外周研磨法で 1 回行われます。

超硬チップソーの本体は PC 鋼です。未完成状態の鋸には、小さな超硬の刃を精密にロウ付けするためのスペースがあります。ロウ付けは製造時には機械により自動的に行われますが、サービス作業では破損した個々の切れ刃のみを交換するために機械を使用して手作業で行われます。ロウ付け材には、銀ロウまたは層状合金製のロウが用いられます。

鋸の修理の際によく使用されるのは抵抗ロウ付け装置です。この装置で損傷した歯を除去することもできます。

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