VOLLMERが Fullliner キャンペーンを開始 2020-04-22

。創業 111 周年の 3 つの「1」と Fullliner（ドイツ語でフルラインナップの意）の 3 つの「L」が、研磨加工、放電加工、レーザー加工の 3 つの技術を象徴しています。印象に残る言葉遊びとしてVOLLMER は、キャンペーンに「SchneLLLer」（より速くの意味のドイツ語、本来は「Schneller」と「L」は 2 つだがわざと 3 つにしている）、「KraftvoLLL」（より力強くの意味のドイツ語、同様に本来「L」は 2 つ）、「ALLLe Optionen」（全オプションの意味のドイツ語、同様に本来「L」は 2 つ）といった造語を使用します。これまでの研磨機と放電加工機のデュオに、レーザー加工機 VLaser 270 が追加されてトリオになりました。これに加えて加工技術をフルラインナップ（Fullliner）で提供するVOLLMER は、保守、ファイナンス、トレーニング、IoT（モノのインターネット）アプリケーションといった革新的なサービスも提供します。

VOLLMERグループ最高経営責任者のシュテファン・ブラント博士（Dr. Stefan Brand）は、「111 年前に設立された私たちの会社は、これを機会に自らをフルラインナップメーカー（Fullliner）と定義します。研磨機、放電加工機、およびレーザー加工機を取り揃えた私たちは今や、お客様に助言を行い、サービスおよび自動化の設定を含むそれぞれのお客様に合わせたソリューションを、使用する研削技術を問わず提供することができます。」と話しています。

3 つの研削技術に対応したフルラインナップメーカー（Fullliner）
VOLLMER はその新しいフルラインナップの製品群を明確にするために、研磨加工、放電加工、レーザー加工の 3 つ研削技術に焦点を当てたキャンペーンを世界中で展開します。3 つの技術の象徴として VOLLMER は、そのメッセージを言葉と視覚で体現するべく「フルラインナップメーカー（Fullliner）」の語に「L」の文字を 3 つ使います。「1」にも似ているこれら3 つの「l」は、1909 年よりドイツのシュヴァーベン地方の伝統的な企業として研磨技術の国際市場で成功を収めている VOLLMER の111年の伝統を表現してもいます。VOLLMER は 1980 年代より、ワイヤーあるいはディスクにより工具の PCD（多結晶ダイヤモンド焼結体）の刃を加工する放電加工機を製造しています。2014年には最初の工具研削盤を市場に送り出しました、これは、ドリル、ミーリングカッター、リーマーなどの超硬工具を精密に研磨できるものでした。レーザー光のエネルギーとリニアドライブ技術により、工具メーカーは PCD 工具を正確かつ効率的に加工することができます。VOLLMER はすべての機種に、24 時間の無人加工を可能にする広範な自動化ソリューションをご用意しています。

ポートフォリオを完全なものにするサービス
VOLLMERのポートフォリオは、アドバイスから IoT アプリケーションに至るまでのコンパクトなサービスパッケージにより完全なものになります。トレーニング、ファイナンス、保守および整備といった従来からのサービスに加えてVOLLMERは、2019 年以来一貫してデジタル化活動「V@dison」を展開しています。VOLLMERは「V@dison」によりインダストリー 4.0 と IoT（モノのインターネット）のためのデジタルソリューションを統合します。目標は、機械の効率的なネットワーク化、業界標準の利用、アプリによる保守および整備の最適化です。この春、VOLLMERは、お客様とVOLLMERのヘルプデスクをオンラインで接続できるスマートフォンおよびタブレット向けのアプリを発表します。ビデオ機能により機械のライブ画像を撮影し、それを世界中のVOLLMERサービスチームと共有・交換することができます。

VOLLMERのマーケティング サービス部長インゴ・ヴォルフ（Ingo Wolf）は、「フルラインナップ（Fullliner）キャンペーンにより私たちは、現在および将来において私たちがどれほど研削技術に専心しているかを明確に示したいと望んでいます。研磨加工、放電加工、レーザー加工がどのように工具加工を巧みにサポートするかを、簡単かつ分かりやすく紹介したいと考えています。」と話しています。